2014年4月23日水曜日

Home-made English toffee イングリッシュ・トフィー

イギリスアンティークと雑貨のコラボ展にて、お菓子を販売することになり、イングリッシュ・トフィーを作ることにしました。
(↑こちらはお友達がくれた画像。)


もう15年くらい前にポーツマスを旅行した時に、街の中にトフィーのお店を発見し、衝撃を受けました。トフィー専門店って、すごい!いろいろな種類のトフィーが店頭に並んでいて、ハンマーで叩き、グラム売り。「昔はトフィーを貰うと、小さいハンマーが付いて来た」という情報も!

作るのは本当に簡単ですが、多少、根気が必要。
同量のバター、グラニュー糖を底の深い鍋に入れてゆっくりと火にかけます。

バターが溶けた後も砂糖とバター液がなかなか一体化になりませんが、根気よく混ぜるとこんな感じで見るからにキャラメルソースのような感じになります。20分ほど日にかけたものがこちらのお鍋の中身です。


なんとなく、かき混ぜる木べら軽くなって、鍋底(特に角)に結晶化しなくなって来たら、バッドに流し込みます。熱いので、気をつけて。

熱いうちに上に細かく砕いたチョコレートを乗せて、ゴムベラで平に広げます。 ローストしておいたナッツを乗せます。信じられないほど固まるのがゆっくりなので、6時間ほど放置して。

 出来上がったトフィーは固いですが、包丁でカットすることが出来ます。ああ、トフィー屋さんになりたい…

2014年4月15日火曜日

Hot cross buns ホットクロスバン(イギリスのパン)

急に思い立って、ホットクロスバン(Hot cross buns)を作りました。
「ホットクロスバン」とはイギリスでイースターの時に食べられるパンです。
  
上に白い十字架があるのが特徴で、これは「キリストの受難」を表すのだとか。イースターのパンといいつつ、イギリスのスーパーマーケットでは、一年中購入可能。イギリスに行って、荷物を家に置いてヨークシャーティを一杯飲んだら、一番最初にすることは、ご近所のテスコに行って、このパンを買い、すぐ食べることです。

生地にオレンジとレモンの皮を刻んだもの、レーズンなどを入れます。本当は牛乳、卵などを入れずに作るのですが、現代では両方使っているレシピも多く、私も両方入れています。
小麦粉、卵、牛乳、塩、砂糖、ドライイースト、バターで生地を作り、第一発酵後、レーズン、ゼストを加え、生地に加えます。好きな形に成形して、第二発酵。間隔を大きめにあけて、生地が膨らむのを待ちます。

1時間ほどすると、生地が膨らんできます。オーブンを200度に温め、その間にクロスに使うアイシング(小麦粉大さじ5、牛乳50cc、粉砂糖大さじ3)を作ります。

こんな感じで十字架の帽子を描きます。今日は12個作ります。アイシングは垂れないくらいの柔らかさで作った方がいいのですが、毎回緩めになってしまいます。固く、細く線を描いた方が焼き上がった時に美しいです。


200度のオーブンで10分から15分焼きます。レモンとオレンジの香りが食欲を誘います…焼きたてのパンの香りって一番良い香り。夜中なのに食べてしまいそうになりました。