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2014年4月15日火曜日

Hot cross buns ホットクロスバン(イギリスのパン)

急に思い立って、ホットクロスバン(Hot cross buns)を作りました。
「ホットクロスバン」とはイギリスでイースターの時に食べられるパンです。
  
上に白い十字架があるのが特徴で、これは「キリストの受難」を表すのだとか。イースターのパンといいつつ、イギリスのスーパーマーケットでは、一年中購入可能。イギリスに行って、荷物を家に置いてヨークシャーティを一杯飲んだら、一番最初にすることは、ご近所のテスコに行って、このパンを買い、すぐ食べることです。

生地にオレンジとレモンの皮を刻んだもの、レーズンなどを入れます。本当は牛乳、卵などを入れずに作るのですが、現代では両方使っているレシピも多く、私も両方入れています。
小麦粉、卵、牛乳、塩、砂糖、ドライイースト、バターで生地を作り、第一発酵後、レーズン、ゼストを加え、生地に加えます。好きな形に成形して、第二発酵。間隔を大きめにあけて、生地が膨らむのを待ちます。

1時間ほどすると、生地が膨らんできます。オーブンを200度に温め、その間にクロスに使うアイシング(小麦粉大さじ5、牛乳50cc、粉砂糖大さじ3)を作ります。

こんな感じで十字架の帽子を描きます。今日は12個作ります。アイシングは垂れないくらいの柔らかさで作った方がいいのですが、毎回緩めになってしまいます。固く、細く線を描いた方が焼き上がった時に美しいです。


200度のオーブンで10分から15分焼きます。レモンとオレンジの香りが食欲を誘います…焼きたてのパンの香りって一番良い香り。夜中なのに食べてしまいそうになりました。

2011年11月20日日曜日

コテージパイ、シェパーズパイ

イギリス家庭料理の典型、シェパーズパイです。他にコテージパイとも言います。簡単で、しかも美味しい、見た目にも迫力があるので、お友達が来た時に良く作ります。
パイというと、パイ生地を使って焼いているのか?でもパイはどこ?と最初思ったのですが、重ねて焼いているものは割とパイと呼ぶみたい。

挽肉に玉葱、人参のみじん切り、グリンピースを加えて炒め、塩こしょう、そしてブランデーかコニャックを隠し味にするのがワタシ流。ここにグレービーソースという肉汁をベースにしたローストビーフに欠かせないソースを加えるか、イギリスのウスターソースを加えても美味しいです。
マッシュポテトは茹でたポテトを潰してバターと牛乳で柔らかくしたものを良くレシピで見かけますが、私はバターを加える代わりに生クリームだけで柔らかくします。滑らかに出来て、コクが出ます。今回はポテトが足りなかったので、カボチャを加えてみたけど、案外イケました。
上がカリカリ、でもポテトの部分がしっとりしてて、フィリングとマッシュポテトを絡めて異なる食感を一緒に味わうと、口の中で楽しいです。
お肉とポテトの割合は1:1か2:1。お肉が多めで。