「пирожки」、一体、何の料理でしょうか???
実はこれ、ロシアのキリル文字で「ピロシキ」と書いてあります。
英語だと「piroshki」と書きます。きょうはロシア人の先生にプレゼントするためにピロシキを作りました。
ピロシキ…というと、ひき肉が中に入っていて、カレーパンの様に衣を付けて揚げてある。というイメージがありますが、実は、揚げているものよりも、こんな感じで「焼いてある」ものが一般的。形もさまざま、勿論、多めの油でカリカリにしてあるものある!
日本でいうと、長野の「おやき」的存在でしょうかねぇ???
イーストは愛用のフランスの「サフ社」のドライイースト金 125g<イースト>を使用。今日も良い仕事して下さいよ〜。
*「ピロシキ」レシピ*
<材料>
(生地)
・強力粉…300グラム
・卵…1個
・牛乳…1カップ
・イースト…大さじ1
・砂糖…大さじ2
・バター…20グラム
牛乳、バターを人肌に温め、ほかの材料と一緒に捏ねる。ひとまとまりになったら、1時間寝かせる。生地を出してガス抜きをして更に1時間寝かせる。生地を6個に分ける。
<中身>
・オリーブオイル…大さじ2
・牛挽肉…200g
・玉葱(みじん切り)…1個
・人参(みじん切り)…1/2個
・セロリ(葉の部分)…1枝
・マッシュルーム(輪切り)…10個
・塩…大さじ2
・こしょう…適宜
・ナツメグ…小さじ1
・ゆで卵(こまかく切る)…2個
・アサツキ(輪切り)…5本
1回目の捏ね捏ねが終わったら、中身をその間に作ります。
人参、玉葱を電子レンジで3分間温め、フライパンにオリーブオイルを入れて材料を塩こしょうを振って炒め、大体水分を飛ばす。そこにセロリ、挽肉を入れ、いじらないでそのまま放置(これは落合シェフのボロネーズソースの作り方から拝借)。火が通ったら、赤ワインを半カップ入れ水分を飛ばし、最後にマッシュルームを入れる。大体水分が飛んだら粗熱を取り、ゆで卵、アサツキを入れて混ぜる。
焼く前に卵液を塗ります。これで、見た目も味もグッとアップ。
材料を包んで、卵を塗って、オーブン(160度)で20分くらい焼きます。
パンの部分が薄くて、中身がシューシュー飛び出してしまいました…
ピロシキは奥が深いです!
…というのもフィリング(中身)がいろいろな種類があります。
インターネットで調べると、「春雨が入っているのは日本風だ」「揚げてあるのは日本風」など書いてありますが、ロシア語の先生(サンクトペテルブルグ出身)曰く「日本の春雨とは違うが、春雨みたいなものが入っている」とのこと。春雨入りは日本風とは一概には言えないみたい。
魚、肉、ジャガイモ、ディル、フルーツ、ジャム、中身はいろいろ。とにかく、なんでもアリらしい!卵とアサツキ、というのがキオスクで売っているスタンダード。そして「パッとしない」らしい。美味しいピロシキは「家で食べるか、レストランに行くか」…とのこと。
「このピロシキは相当美味しいよ」
…先生、やさしすぎる…
とにかく、リアルなピロシキに近づけたい!
そしたら先生が「ロシアの家族に電話して聞く!」と言ってくれた!先生、春雨のことも教えて下さい。
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